遠い山なみの光

1980年代、イギリス。
大学を中退し作家を目指す女性ニキはある日、執筆のため異父姉が亡くなって以来疎遠になっていた実家を訪れる。
そこでは夫と長女を亡くした母・悦子が、思い出の詰まった家にひとり暮らしていた。
かつて長崎で原爆を経験した悦子は戦後イギリスに渡り、
悦子はニキと数日間を一緒に過ごすなかで、近頃よく見るという夢の内容を語りはじめる。