冬薔薇

■監督:阪本順治

■主演:伊藤健太郎、小林薫、余貴美子

■配給:キノフィルムズ

劇場公開日:2022年6月3日

2022年製作/109分/PG12/日本

■コピーライト:©2022 「冬薔薇(ふゆそうび)」 FILM PARTNERS

カテゴリー:カテゴリー:青春 / ヒューマンドラマ

こんな上映会におすすめ!

ファミリー向け上映会/お楽しみ会/3年生を送る会/民間上映会イベント

あらすじ

ある港町。
学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみながら、友人や女から金をせびりダラダラと中途半端に生きる渡口淳。
両親は埋立て用の土砂を運ぶ海運業を営むが、減っていく仕事や後継者不足に頭を悩ませながら、日々をやり過ごしていた。
淳はそんな両親の仕事に興味を示すこともなく、親子の会話もほとんどない状態だった。
ある日、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。
その犯人として浮かび上がったのは、思いもよらない人物だった…。

ここがためになる!(参考)

1. 「港町」の風景が放つ、むき出しの生活感

 舞台は、海運業を営む実家の船や、埋め立て地の工業地帯です。
 潮の匂いが漂ってきそうな広大な海と、そこで汗を流して働く大人たちの現実。
 この美しいながらも厳しいロケーションが、映画全体に圧倒的なリアリティと重厚な空気感を与えています。

2. 社会の歪みと「行き場のない若者たち」

 物語の背景には、海運業が抱える深刻な人手不足や高齢化、
 そして社会に居場所を見つけられずに半グレへと流れていく若者たちの問題がしっかりと組み込まれています。
 個人の「甘え」だけでは片付けられない、現代社会の構造的な閉塞感を疑似体験し、深く考えさせられる社会派ドラマとしての側面を持っています。

3. 「冬薔薇」が象徴する、厳しさの中の希望

 どん底まで落ち、自分の過ちの重さに打ちのめされた人間が、それでもどうやって再び立ち上がるのか。
 決して安易なハッピーエンドは用意されていませんが、冷たい現実の中に見え隠れする「自立への微かな希望」が、
 観る者の心に静かな余韻を残してくれます。

 参考価格

座席数価格
~50ASK
51~100ASK
101~300ASK

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