翔んで埼玉～琵琶湖より愛をこめて～

1. 抱腹絶倒！過激すぎる「地域ディスり」と愛ある自虐ネタ

この映画の最大の魅力は、日本各地の地域ネタを、愛情たっぷりに、しかし容赦なく「ディスる」その振り切った姿勢です。
特に今回は、埼玉vs千葉の関東だけでなく、まさかの関西（滋賀、京都、大阪、和歌山、奈良など）が参戦し、
それぞれの地域の文化や習慣が誇張され、馬鹿馬鹿しいほどにコミカルに描かれます。
自分の出身地や馴染みのある地域がどう扱われるのか、ハラハラしながら笑えるのが醍醐味です。

2. スケールアップした「壮大な茶番劇」

前作の関東ローカルな争いから一転、今回は日本全体を巻き込む大騒動に発展！琵琶湖が干上がる危機など、
スケール感が格段にアップしており、まるで壮大な歴史スペクタクル映画のような映像で、とんでもない茶番劇が繰り広げられます。
そのギャップがたまらなく面白いです。

3. 関西人が「わかる！」と唸る細かすぎるネタの数々

関西地方出身者や、関西文化に詳しい人なら、思わず「それな！」と膝を打つような、細かすぎるローカルネタが満載です。
各県の特色や方言、名物などが、コミカルに、そしてちょっと意地悪く描かれており、地元の人はもちろん、そうでない人もその独特のセンスを楽しめます。