凪待ち

毎日をふらふらと無為に過ごしていた郁男はギャンブルから足を洗い、恋人の亜弓とその娘・美波と共に彼女の故郷、石巻で再出発しようとする。
ところがある日、亜弓と衝突した娘の美波が家を飛び出してしまう。
亜弓は夜になっても帰って来ない美波を心配してパニックに陥り郁男と衝突。
その夜遅く、亜弓は遺体となって発見され…。

台風家族

鈴木一鉄と妻の光子は銀行から2000万円もの大金を強奪し、行方がわからくなっていた。
事件から10年たったある日、そんな両親の体裁上の葬儀を行うため、鈴木家長男の小鉄は妻の美代子、娘のユズキを連れて実家を訪れる。
葬儀が終わった頃にインターホンが鳴り、間に合わなかった末っ子の千尋がようやく到着したかに思われたが、
ドアの外に立っていたのは千尋ではない、チャラチャラした男だった。

隠れビッチやってました

異性からモテ続けることで承認欲求を満たしてきたひろみ。
自分は傷つくことなく、相手を手玉にとってみせる彼女は、体の関係を結ぶことなく、美味しいとこ取りの恋愛を続けていた。
見た目とは裏腹に心が魔性の彼女は、周囲から隠れビッチと呼ばれるようになる。
そんなある日、職場に気になる男性が現れたことで初めて自分の本音と向き合うことになったひろみは、
晃からの叱咤を受け、「自分に必要なもの」を探し始めるが…。

ギャングース

親から虐待され、学校にも行けず、青春期のほとんどを少年院で過ごしたサイケ、カズキ、タケオの3人。
社会に見放された少年3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、犯罪者だけをターゲットにした「タタキ」稼業。
ある日偶然にも振り込め詐欺の収益金収益金の隠し場所を知る。
それは半グレ系アウトローによる犯罪営利組織のもので、3人は後戻りできない危険な領域に足を踏み入れていく…。

あの頃、君を追いかけた

天真爛漫な男子高校生・水島浩介が授業中に悪ふざけをする。
そんな彼の態度に怒った教師は、クラスで一の優等生である女子生徒の早瀬真愛に彼の監視を指示。
彼は真面目な彼女の言動に苛立ちを覚えつつも、教科書を忘れた彼女を助けたことをきっかけに、2人の距離は縮まっていく。

武曲

剣道五段の腕前を持つ矢田部研吾は、剣道の達人だった父に幼少時から鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。
ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失ってしまう。
そんななか、研吾のもう一人の師匠である光邑師範が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な高校生・羽田融を送り込む。
実は彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主であり、二人は人間として、剣士としての精進を積んでいくが…。

ナニワ・サリバン・ショー

2009年に他界した忌野清志郎を中心に、2001、2004、2006年と3回にわたって大阪城ホールで開催された、
「ナニワ・サリバン・ショー」(通称・ナニサリ)を新たに映画化。
斉藤和義や竹中直人ら同イベントに出演したことのある多彩なアーティストたちが集結し、4度目の“ナニワ・サリバン・ショー”が幕を開ける。

だれかの木琴

夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子は、近くで見つけた美容院で海斗という若い美容師に髪を切ってもらう。
彼からのお礼の営業メールに返信したことから小夜子の日常が一変する。
自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名する小夜子。
ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう…。